2015年5月31日日曜日

美しき阿蘇の里山

南阿蘇は外輪山の中に人が住んでいる特別な風景です。とにかく美しい風景が広がっています。そこいら中に温泉もあり楽園のような所です。
近頃、農地の区間整理事業が進んでいて、直線的な風景に変わりつつあり、あの優雅な曲線美の里山が失われそうです。残念な事ですね。
植物大使マサッキー

2015年5月27日水曜日

お地蔵さん

小布施町のお庭の隅で見つけた可愛いお地蔵さん。何かを一心に祈ってました。

善光寺仲見世の宿坊

宿坊の玄関先のフロントガーデン

善光寺御開帳

長野出張のついでに善光寺に連れて行って貰いました。
思い切り願を掛けて来ました。

宿坊の玄関先がフロントガーデンと思えばほっこりとした良いスペースに見えてきました。
旅は寄り道ですね〜視点を変えると面白い発見がありますね。

植物大使マサッキー

2015年5月26日火曜日

カキノキ

こんにちは。
今日はとても暑いですね。
みなさま、熱中症にならないように気をつけてくださいね。

さて、そんな夏のような陽気を感じる中、
現場にある柿の木の木陰で休んでいたら、
小さい柿の実を見つけました。

ちょっと和みました。






2015年5月25日月曜日

パソコン復活

こんにちは。

長らく調子の悪かったパソコンから、
やっと最近になり新しいパソコンへデータを移すことが完了し、
復活をいたしました。

スムーズであることは素晴らしいです。

さて、そうこうしているうちに年末から工事が立て続いておりました。

個人邸では石職人、植木職人、大工さん、鉄職人と
色々な職人さんにお願いし、お庭を作って頂きました。
やはり既製品より本物を少しでも使うと雰囲気が良い方向にぐっと変わるなと、
改めて思いました。
本物のもつ重みと、職人さんの技術ひとつひとつがお庭に反映されてるからでしょうか。

今後も頑張ってブログを更新したいと思いますm(__)m


深岩石です

こちらは根府川石です

講演会のお知らせ(熊本県阿蘇市にて)

講演会のお知らせです。

2015年5月30日に
熊本県阿蘇市の阿蘇草原保全活動センター にて、
弊社代表取締役の正木が講演会をすることとなりました。

阿蘇地域の持つ「人の手によって維持されてきた農村風景 」の価値について、
日本の庭の風景の原点が里地・里山にあることについて、話をさせて頂きます。

お誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください。


【詳細】*************************
世界農業遺産から地域を考える
日本の庭の原点は里地・里山にあり
〜人の手によって維持されてきた「農村風景」の価値 〜

日時:
2015年5月30日
14:00〜16:00

参加費:
無料

お問い合わせ先:
大津愛梨 090-7926-6895

場所:
阿蘇草原保全活動センター
熊本県阿蘇市小里 656-1
(国道212号線沿い、阿蘇市観光協会、はな阿蘇美 正面向かって反対側)



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2015年5月24日日曜日

日曜ガーデニング

我が家(欅ハウス)のオオイタビカズラは壁面をずいぶん立派に覆っています。その分、根茎が太くなって、電灯や屋外コンセントを持ち上げようとしてるので、一部を切って手入れをしました。
蔓植物と付き合うのは根気のいるものですね。
植物大使マサッキー

2015年5月23日土曜日

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やはり、ドクダミは広がり始めるとそこいら中ドクダミの花で一杯になるのですね〜😳
そこだけ見ていると美しいんだけどね。
植物大使マサッキー

午後のくつろぐ

土曜日の午後、世田谷区岡本にあるカフェニシアン(ドミニコ学園の校門向い)でのんびりとコーヒータイムを楽しんでいる。やわらな風にのって時折、ニオイバイカウツギの甘い香りが漂ってくる。
梅雨の前の幸せな時間です。
植物大使マサッキー

ユーモアポスト

なんともユーモラスなインターフォン付きポスト。^o^四人とも斜に構えてお出迎えでしょうか?
後ろのガスメーターも恥ずかしそうに見えるのが不思議ですね〜
植物大使マサッキー

2015年5月22日金曜日

美しいドクダミの花

ドクダミと聞くとその独特の匂いと、薄暗くジメジメした場所に生えているせいで良いイメージを持つ人は少ないのではないか。
しかし今じぶん、庭の片隅で美しい白い花を咲かせているのを見つけるとはっとさせられます。まるで夜空に輝く星のようで、好きな花です。
植物大使マサッキー

2015年5月21日木曜日

葉っぱを写す

初夏の光を浴びるモミジの葉が美しくて、水彩で写してみた。
黄色、赤色、緑色の水彩絵具と丸筆そして爪楊枝を使うのだが、不思議と誰でも簡単に描けるのです。
植物大使 マサッキー

2015年5月19日火曜日

正木覚の庭作りブログ

どんな垣根にしようか?とiPadを使ってシュミレーションをしてみる。適当に視覚的な抜けがありつつ、品格も在るものにしたいし。絶対条件は一人で作れる事❗️
そう言えば私はこれまで一人だけで竹垣を作った事が無いのでは無いか?
自分の庭は一人でやると決めているのでこれからの展開を期待下さい。
正木覚

ジュンベリーの実が…。

うちのジュンベリーを見上げたらもうこんなに色付いている。ガーデンショウで忙しく一週間を過ごすうちに随分と身の周りの様子が変わっていて驚かされます。鳥に食べられないうちに収穫しなくっちゃ!
植物大使 マサッキー

2015年5月18日月曜日

緑化された電車の軌道?

世田谷線の軌道が緑に覆われて居ます。これは全てスギナです。畑や花壇での嫌われものですが、過酷な鉄道敷きだからこそよく育っています。こんなのも良いのではないですか?適材適所^o^
植物大使 マサッキー

2015年5月17日日曜日

可愛いグランドカバー

散歩の途中に見つけた美しいバラの庭。ふと、足元に目をやるとヘビイチゴのカーペットが星座のように連なっていました。可愛いいですね。自分の家でもこうしようかな〜

2015年5月16日土曜日

ガーデントークショウ

バラとガーデニングショウのコンテストガーデンの前で吉谷桂子さんとトークイベントを行いました。たくさんのお客様の楽しそうな笑顔に混じって真剣にメモを取るプロやセミプロらしき人、学生の姿にこちらも本気トークになっていきました。植物大使 マサッキー

2015年5月15日金曜日

小判草

道端でこんな可愛いコバンンソウの小穂を見つけました。これはイネ科の植物で明治時代に園芸鑑賞用に入れられたものですが、すっかり雑草化していますね。これが花ですよね。これから色づいて種に成るとまるで小判のように黄色に輝くので、楽しみです。
植物大使マサッキー

2015年5月13日水曜日

まるで夏のような陽射し

私の事務所の庭先のモミジが青々と葉を広げてまるで夏のような雰囲気で、陽射しもきついのが分かりますね。
やはり、暑さを和らげるには木々と水辺です。
都心は勿論、郊外の住宅地にももっと使える緑をふやしたいものです。
植物大使マサキー

街溢れる薔薇の香り

街を歩くとそこ、ここから薔薇の花が呼びかけて来ます。その香りを嗅ぐとしあわせな気分になります。
今、西武球場では国際バラとガーデニングショウが開催されています。是非、皆さんもしあわせの香りを愉しみに来てください。
私も木、金曜日の2日間の16時から会場でガーデン案内トークショウをしますので来てください。
正木覚

2015年5月12日火曜日

正木覚の庭作りブログ

我が家の裏庭で坪庭作りを始めた。(五月の連休から)
大谷石の延段作りから始めたところ、これがなかなか楽しいのだが、久しぶりの作業のせいでギシギシと軋む音が身体の中から聞こえてくる様であった。連休明けは腰が痛くて駅の階段の辛い事〜辛い事。
しかし、次の日曜になると、続きがやりたくなる。身体も漸く慣れたようでスムーズ動く。これから庭作りを休みのたびに少しづつやるのが楽しみである。
またこの続きをお送りします。

植物大使 正木覚

2015年5月8日金曜日

国際バラとガーデニングショウに正木が出演します。




5月12日〜17日に、第17回バラとガーデニングショウが開催されますね!

昨年から引き続き、今回のバラとガーデニングショウにも
弊社代表取締役の正木が「ガーデントーク」に出演することとなりました!


【日時】************************

5月14日(木) 16:00〜16:30
コンテスト Bガーデンを歩く
(ガーデンデザイナー神田隆氏と一緒に出演します。)

5月15日(金) 16:00〜16:30
コンテストCガーデンを歩く
(ガーデンデザイナー吉谷桂子氏と一緒に出演します。)

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コンテストに出展された様々な気持ちのこもったお庭に正木がコメントをして歩くようなイベントです。
実際に作られたお庭を見ながらコメントが聞ける機会はあまりないと思いますので、ぜひ聞きに来て下さい。

国際バラとガーデニングショーの見どころとしては、
上野砂由紀さんが作った風のガーデンや、ベニシアさんの庭が見られたりと、
バラ好き以外の方も楽しめるものになっていそうです!

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【第17回 国際バラとガーデニングショー詳細】

下記URLをご参照ください。(国際バラとガーデニングショーのHPに移動します。)
http://www.bara21.jp

2015年5月1日金曜日

「山王と私」が掲載されました。



 事務所のある大田区山王の「山王1・2丁目 自治会ニュース4、5月号」に、「いろんなご縁でここで庭づくりに関っていること」を「山王と私」として書かせていただきました。会員の皆様に配布されたものです。





「山王と私」        
               正木 覚


みなさんは山王小学校前にこんもりとした緑に包まれたマンションがあるのをご存知でしょうか?私がここに事務所を構えて7年ほどが経ちました。きっかけは、この敷地の持ち主であったNさん(故人 平成21年没享年93)が相続税のことを考え始めたことにあります。日頃、皆さんも相続税が身近な住宅街の姿をがらりと変えてしまうのを目にしてると思いますが、私は庭づくりの仕事をしている傍らで、美しい庭が消えて行くのを幾つも目にしてきました。



 この辺りはかつて、明治後期に首相を務めた桂太郎の別邸があった所で、豊かな庭のある屋敷でした。N家が屋敷を購入し、その後、跡取りとなったNさんが新婚生活を始めた思い出深い家でした。特に庭には思い入れがあり、おなじ相続税を払うにしても良好な住宅環境を残す事が出来ないだろうかと悩んでいたところでした。


 私がここを訪れときは人力車の車寄せがある和風の瀟洒な玄関ありました。そして、その脇の少し朽ちかけた庭門をくぐって庭に入った時には庭は元の姿がわからない程に夏草が生い茂っていました。草丈の高い草をかき分けて、庭を歩き回るうちに、かって、ここに明るく清々しい庭であったことが見えてきました。


 滝から流れ落ちる水は岩場に弾け、コロコロと心地よい水音をたてる。その流れはやがて青々と輝く芝生の草原の脇を流れ、静かな池の淵に至る。どこからか鳥の鳴き声と庭の鉄棒で、はしゃぐ子供の声が聞こえてくる懐かしい昭和の香りに包まれる情景が広がっていました


   旧N邸スケッチ
 私はこれまで相続税の悩みを持つ地主さんとの仕事に幾つか関わってきましたが、今回、Nさんの思いを叶える解答の一つが「環境共生的定期借地権付きコーポラティブマンション」でした。

 簡単に言えば、庭の緑を活かして極力、無駄なエネルギーを使わず暮らせる建物を建て、地主は土地を手放す事もなく、しかも住民との共同出資で事業をやる。なんと夢のような事と思われるかも知れませんが、これを実現するにはいくつかの条件がありました。


高収益の事業は考えない。自分たちで借主を探す・駐車場はつくらず、緑のスペースを多く確保する。・ 使えるものは再利用するなど


そうして出来上がったのが、コンクリート3階建てで、南北にたっぷりの庭を取ったうえに屋上やベランダにも緑の溢れる、このマンションでした。


 通りから見た庭のボリュームは以前と変わらず、滝からの流れと池も美しく再生されました。おまけに昭和 のコンクリート造りの防空壕も地下貯蔵庫として残りました。
 こうして完成した庭のお披露目の時に、Nさんから思いがけない素敵な話を聞くことになりました。
「このサルスベリの木は私が結婚記念に植えたものだよ。」と
庭の主役にと移植したサルスベリはやむおえず伐採する植木があった中から残し、移植したものの一本だったのです。奇跡の様な話でした。
 そして、自分たちもこのマンションに事務所を構えることになったのも何かの縁なんでしょう。


 そもそも、相続税は桂内閣の時に日露戦争の戦費調達の為に始められたものです。敗戦後は大地主などへの極端な富の偏りが起きないように改定されたものですが、今ではそれが、美しい屋敷や庭も消滅させて行く。東京都の公共の緑は増えているのにもかかわらず、全体では減少している。その元凶が相続税なのですが、桂太郎も自分の作った税制が将来、自分の庭を消滅させようとしていたとは考えもしなかったでしょう。

日枝神社スケッチ

 明治期に入って一度は衰退していたお茶や庭の文化が新興財閥によって復興され、それと共に茶庭が盛んに作られました。古い石灯篭や水鉢の石造物も高額で取引されていました。それでも大きな庭のある屋敷は裕福な階級のものでした。しかし、戦後は財閥の解体と共に大きな屋敷や庭も失われました。庭文化もいっきに大衆化が進んだのです。先般のガーデニングブームもその現れでした。


 庭をみんなが楽しめる時代が訪れたのは喜ばしい事ですが、長い時代をかけてつくり上げられた質の高い日本の庭文化を体現している屋敷や庭が失われていくことは本当に残念なことです。都市の緑の多くを占める庭空間をいかに残して利用するか?。そんな庭をみんなでシェアーすると言うのが今回の解答でしたが答えは一つだけではありません。これからもこの奇跡の庭を眺めながらどんな可能性があるか考えていきたいと思っています。